日本の住まいの特長を現代の様式で捉え直したモデルハウス。長久手、愛・地球博記念公園すぐそばにオープン

土間と最小限の段差で小上がり風に広がるダイニングとくつろぎのスペース。L字に配置された広い土間には薪ストーブを設置し、
楽しみ方は無限大に広がる。

〈アイジースタイルハウス〉

長久手にオープンしたアイジースタイルハウスのモデルハウスには、日本の住まいの原点を見直し、優れた点を現代の住まい方に投影したプランが体現されている。
例えば、かつて日本の家屋で多く見られた広い玄関土間や深い軒のつくり。土間の用途は多様化し、その広さは室内と外部との中間的な空間と化し、「今の時代感覚」に合うおしゃれな「間」を
つくり上げる。深い軒下のゾーンも強い日差しや雨を避け、機能的で多目的な庭の一部を構成する。住宅様式の変遷の中で一時失われかけていたこれらのスタイルが、改めて取り入れられてきたのは、
そこに〝暮らしやすい本質〟が宿っているからであろう。