住まいづくりcolumn
ドライガーデンのある ビンテージ感が薫る 外構・庭デザイン
「ドライガーデン」×「ビンテージ」で カッコよく仕上げた外構デザイン
門周りからアプローチにかけて続く、ドライガーデンのあるお洒落な外構が印象的なS様邸。広々とした駐車スペースを設けた一見シンプルに見えるデザインも、実は随所にこだわりやアイディアを詰め込んでプランニングされている。
ポイントとなるのが、門周りからアプローチに設けたドライガーデン。ドライガーデンは乾燥地帯の植物を使ったお庭のことで、異国情緒漂うリゾート感を感じさせるデザイン性や、お手入れの手間も掛からないことから、近年注目が高まっている。さらに、そこに天然木の造作フェンスやこだわりのポストなどを取り入れることで、門周りをビンテージ感漂う空間に仕上げた。
リビングからつながる庭スペースには、門周りと同じ天然木材や石材を使ったドライガーデンのイメージを共有するプライベートガーデンをデザイン。門周りのフェンスやお庭のデッキには、ガレージの天井やお庭の軒天に貼っている木材と風合いを合わせたものを使用し、外構やお庭を含む家全体の一体感を演出している。一見シンプルながらもひとつひとつの素材や使い方を吟味し、建物と外周り全体が調和するこだわりの仕上がりを実現したS様邸。S様が要望していた、まさに「メンズライクなカッコいいデザイン」の住まいはこうして誕生したのである。
Post:2023.05.02