「シンデレラ」の世界観を現実の家づくりで叶えたお城のような住まい

　　ヨーロッパの古城をイメージした三角に伸びる屋根、両サイドにシンメトリーに配置された城壁のような高い塔、二階から大きな吹抜けに設置された優雅な曲線を描く大階段…。これは、紛れもなく「シンデレラ」の世界観。新築の計画にあたって、Ｈ様はヨーロッパや北欧テイストの施工実績の多いエズ・ファミリアの代表、川堺さん（一級建築士）に相談をすることにした。そして、奥様の「シンデレラ城を建てたい！」という一言で、Ｈ様邸の家づくりはスタートしたのである。

　川堺さんは、シンデレラ城の特徴的なイメージを壊さないように全体のプラン、仕様にこだわって提案。同社の南欧・ヨーロッパスタイルの「エズ・ハウス」は、「耐震性を最も重要視し、バランスのとれた耐力壁を配置するように設計を行っております」と語るように、重量感のあるフォルムが特徴として見受けられる。圧巻のビューポイントは、上から見渡すように降りてくるアールの階段。天井には大きなシャンデリアが吊られセレブ感を引き立てる。アイアンの手摺りはゴールドで塗装され、この空間を引き締めるような輪郭を描いている。大胆な要望を取りこんで実現した現実の住空間。その完成度の高さに、奥様はきっと夢心地のような毎日を送られているであろう。