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住まいづくりcolumn

楽しい「外」がある暮らし

LDKからそのままつながるパーゴラ付きのテラスが
子供との楽しい時間を紡ぐ家族の大切なスペースに

 間口の広い敷地に対し、その幅を活かした水平方向への広がりをデザインしたフォルム。そこにグレージュカラーを基調とし、アクセントにブラックカラーを取り入れることで、建物にシックでスマートな雰囲気を纏わせている。この邸宅を手掛けたのは、一級建築士事務所「スレッドデザインスタジオ」。もちろんその外観もお施主様の意向を形にしたもののひとつではあるが、当初からお施主様には小さなお子さん達と一緒に過ごせる空間をお庭につくりたいというお話があったという。
 そこで、今回プランに取り入れたのが、家族で楽しむアウトドア空間として活躍してくれるパーゴラ屋根の付いたタイルテラスだった。家の中からそのまま繋がる、いわゆるアウトドアリビングである。そこでは、外部の空間をまるでLDKとひとつのお部屋であるように使える、ご家族の要望に合わせた空間を実現している。LDKとテラスは床面をフラットに繋げることで便利さや安全性を確保。しかしメリットはそれだけではない。フラットな空間が内と外の境界をより曖昧にし、テラスとの一体感をもたらすだけでなくその先に繋がる空間への期待感までも演出している。テラスにはパーゴラを設置し、屋根やジップオーニングで周囲を囲うことができる、まるでもう一つの部屋のような空間を創り出したのである。

日々の動線はコンパクトかつ効率的に。家事負担の軽減に寄与するプランニング

LDKは天井高が3.5m。テラスとの繋がりも相まって広々とした気持ちの良い空間が広がっている。LDKを見渡せる位置にキッチンを配置し、お子さんのスタディコーナーをその真横に設置。家事をしながらでも広く周囲を見渡せるような配置にしている。さらに、キッチン、パントリー、洗濯室、脱衣室、浴室が横一列に並び、その傍にはファミリークローゼットまで完備。コンパクトかつ動きやすい家事動線を設計した。こうした設計上の工夫は家事の負担を軽減し、日々の暮らしの快適さにも繋がっていくのだという。

 

 

Post:2026.04.09