住まいづくりcolumn
敷地のマイナス要素を覆す 2階LDKの家づくり
隣地が迫る狭い土地での採光とプライバシーを両立するプランニング
敷地は東西に細長く、南北側は隣家が接近している。そんな周辺環境でマイホームの計画を始めることになったN様ご夫婦には、当然のように「日当たり」や「プライバシー」の確保に関して計画当初からの大きな不安があった。いざ計画を進めていくと、やはり1階にLDKを配置するプランでは十分な採光の確保が難しく、そこで初めて「オーパススタイル」から2階にLDKを設ける提案を受け、真剣に検討を始めたという。
2階はできるだけ壁をなくし、横への広がりを持たせた一つの広々とした空間をイメージし、勾配天井を設けることで高さも確保。窓から差し込む日差しが部屋のあらゆる方向へと広がっていく、念願だった明るくて開放的なLDKが完成した。しかし、せっかくのこうした壁や天井のない広い空間も、一般的には冷暖房効率を下げ、室内の快適さという点においてマイナスの要素になってしまうことが多い。しかし、オーパススタイルでは独自の「ダブル断熱」工法によって、そんな問題を解決。内断熱と外断熱を組み合わせる工法で同社の建物は業界トップクラスの断熱性能を有しており、これだけ間仕切りの少ない開放的な間取りでも、安心して一年中快適に過ごせる空間を生み出しています。
LDKには、他にも快適に暮らすための様々なアイディアが生きている。外の空気を感じながらゆったりと過ごすことができる、バルコニーデッキに面したウインドウベンチ。そして、その隣にはお子さんが宿題をしたり仕事場としても使い勝手の良いワークスペースを設置。壁がない一つの空間であるLDKではどこにいても家族に目が届く安心感に加え、適度な距離感の中でそれぞれが思い思いの時間を過ごせるパーソナルなスペースがあるというのも、快適に日々を過ごすための大切なポイントなのだという。
Post:2023.04.27