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住まいづくりcolumn

飛騨の家具フェスティバル 3年ぶりのメイン会場開催 

 

“自然との共生”をテーマに、15メーカーの新作が一堂に。

国内外のバイヤーたちが注目する一大家具イベント「飛騨の家具®フェスティバル」が、2022年10月22日から5日間で行われた。前年まで新型コロナの影響もあり、高山市と飛騨市の各社ショールームのみでの展示スタイルをとってきたが、今回3年ぶりにしてメイン会場である「飛騨・世界生活文化センター」に戻ってきての開催となった。脈々と受け継がれてきた飛騨の匠の技と、その伝統を現代に引き継ぐ飛騨の家具の魅力を存分に堪能するとともに、木を無駄にしない工夫や環境に配慮した製品など、各メーカーの取り組みも深く理解できるイベントとなった。

本年のテーマ「自然との共生~森に生かされ、森を活かす」に基づき、会場内のテーマブースは森と家具のつながりを再認識しつつ、過程における様々な木の状態や人の手・技を感じる展示となった。今回は15メーカーが一堂に会し、新作や人気商品を各社趣向を凝らしてお披露目。柿下木材は木製照明「モアレ」の新作発表を。柏木工は“日本らしさ”をコンセプトに、住環境をイメージしたなかで、近年発売した代表的な商品を展示。イバタインテリアは一昨年発表した「桧然(ひぜん)」シリーズのブラッシュアップを行うとともに、新製品「Ritz(リッツ)」シリーズを発表。日進木工は「ザ・グランドテーブル」を中心に今回のイベントテーマに沿った展示を。飛騨産業もこれまでの環境に配慮したものづくりを、家具とともに紹介。各メーカーの底知れない企業力が見事メイン会場を盛り上げ、訪れる人を魅了する祭典であった。

日進木工株式会社

株式会社柿下木材工業所

飛騨産業株式会社

柏木工株式会社

株式会社イバタインテリア

Post:2023.05.02