築15年を経過した住宅をまるごとイメージチェンジする

自分の好みや要望を盛り込み、胸を踊らせながら建てたマイホーム。しかし、長く住んでいる間に家族構成や年齢の変化でライフスタイルが変わり、家族にとっての暮らしやすさの形も変わってしまうことがある。今回、そんな想いを持ったN様が相談したのは、新築だけでなくリノベーションにも造詣が深い、一級建築士の川堺さんが代表を務める株式会社エズ・ファミリア。N様邸は築１５年を経過し、メンテナンスが必要な箇所が出てきたことをきっかけに、現在の暮らし方に合わせたリノベーションを検討し始めたという。まず、白を基調としたシンプルモダンデザインの素敵なインテリアを、今の暮らし方に合った落ち着きのあるデザインにガラリとイメージチェンジ。同時に使い勝手に配慮して収納設備も見直した。浴室やトイレは最新機能を備えたものに取り換え、駐車場やアプローチなどの外回りも安心・安全を考えた設計に変更。そして、何より今回のリノベーションで叶えたかったのは、ペットと快適に暮らすための空間づくり。そのため、LDKの隣にあった和室をＬＤＫとひとつにつなげ、そこにワンちゃんネコちゃんが伸び伸びと過ごせる広々としたスペースを新設した。その上で全体のコストのバランスを考え、高額なキッチンはシート貼りで扉のデザインを変えつつ既存のものを流用したり、フローリングの上からそのままフロアタイルを貼ったり、外壁はサイディングの上から新たにガルバリウムの外壁材を貼るなど、無駄なコストは極力省くための工夫も凝らしている。家族の一員であるペットとともに、将来にわたり楽しく暮らせる我が家はこうして完成したのである。

て完成したので

ある。